目的
中医学による健康づくりの会はその会員に対して定期的かつ長期的に中医学を学んでもらうことで自分自身に合った健康づくりの方法を習得していただくことを目的とします。
健康づくりに向けた知識の習得及び実践などの支援
- 中医学的治療法をはじめ運動、食事、心理、生活習慣など健康づくりに関する知識が学べます。
※中医学的治療法とは漢方薬、健康食品、薬膳、針灸、足ツボ療法、按摩、気功、太極拳などを指す。
- 知識の学習会や実践練習会を通して何が自分自身の健康づくりに適しているかを習得できます。
- 健康管理養生会はこれらの学習会や実践練習会を通して、会員と信頼関係を構築することで、健康づくりが長期継続的なものとなるよう支援します。
- 気功・太極拳の実技講習会
- 薬膳料理や薬膳茶の実践講習会
活動内容
第1部:(健康調査と健康相談)
ステップ1: 健康調査及び結果とコメントの記載・郵送
- 中医学的健康カルテ作成:写真(顔、表情、全身)、身体測定、血圧測定、西洋医学の検査結果の記入
- 経絡の診察:各経絡と繋がっている内臓の健康状態を把握
(経絡測定機械(【経絡道】を用いる)
- 中医学診察法の実施:四診による心身状態の把握、気づき
病期になる前の体内バランスの状況を観察、中医学に基づく所見から中医師によると診断及び注意事項などのコメントをカルテ記載、後日に郵送。
ステップ2: 健診結果に基づいた個別健康相談(再来日を予約)
- 自身に適した中医学の養生知識や治療法を紹介
- 漢方薬療法:病院漢方外来受診や薬局漢方相談の勧奨
- 病院漢方外来受診:保険医療用148種類漢方エキス剤で全人的にケア
- 薬局漢方相談を受け:一般用漢方エキス剤270種類と薬局自制薬(煎じ薬)や輸入薬など
- 中医学や自然医学的考え方による心のケアと心身療法。
- 心の安定・バランス・流れ・パワー
- 心身とも健康・人生観・ストレス対応法など
- サプリメント、健康食品
- 食療法:薬膳、薬茶
- 手技療法:鍼灸、足ツボ療法、按摩
- 運動療法:気功、太極拳
- 芳香療法:アロマセラピー、フラワーエッセンス療法
- 漢方薬療法:病院漢方外来受診や薬局漢方相談の勧奨
意義:会員に対して中医学の診察法による定期的かつ長期的な気づきを与えることで
- 健康づくりに対する意識を高める
- 自分自身に合った健康づくり手法を身に着けることで次第に健康になっていくことを実感してもらう
- このような健康管理手法を実践していくことで相互の信頼関係が築け、心的ストレスの軽減につながることが期待できる
4)信頼関係・監督力(マネジメント力)で健康管理の実施を保証する。
第2部:中医学療法の知識の習得会及び実技の実践講義
漢方、ツボ指圧療法、足ツボ療法、運動療法(気功や太極拳)など
第3部:薬膳料理と食療法
- 薬膳料理と食療法知識の学習
- 薬膳料理(薬膳餃子など)と食療法の実践(味見、会食など)
第4部:これまでの健康養生の「知識、体験、実技」の経験をテーマにした発表会や討論会
① 東洋医学による健康づくりの実践発表会や討論会「知識、体験、実技」
(I)健康に対する正しい考え方 (Ⅱ)正しい生活習慣 (III)ストレス解消法
(IV)適切な運動法 (V)健康管理の体験、経験交流、討論
② 月ごとの健康状態記録ページ、年ごとの健康状態年冊を発給、分析、評価、表彰
定期的に主催者と会員たちと一緒に日本国内や中国など海外へ
高齢化対策としての独創技術開発と推進プロジェクト計画
計画概要
本プロジェクトは、急速に進む高齢化に対する革新的な技術とサービスを開発し、推進することを目的としています。これにより、高齢者の健康維持と生活の質向上を図り、持続可能な社会福祉の実現を目指します。
開発と推進の主な内容
- 健康管理技術の開発:
- 中医学の知識を活用した新しい健康管理技術の研究と開発。
- 高齢者向けの気功太極拳や薬膳療法など、伝統的な健康維持方法の現代化と普及。
- 包括的な介護支援サービス:
- 介護が必要な高齢者に対する包括的な支援サービスの提供。
- 日常生活支援、リハビリテーション、精神的ケアを含む多面的な介護サービスの開発。
- 教育と普及活動:
- 介護従事者向けの専門的な研修プログラムの提供。
- 一般市民や高齢者を対象とした健康管理と予防医療に関する啓発活動。
- 地域社会との連携:
- 地域の医療機関や福祉施設との協力によるサービスの提供と情報共有。
- 地域住民との連携を深め、高齢者が地域社会で安心して暮らせる環境作りを推進。
期待される成果
本プロジェクトの実施により、高齢者が健康で自立した生活を送れるよう支援し、介護負担の軽減と医療費の削減を目指します。また、地域社会全体の福祉レベル向上に寄与し、持続可能な社会の構築に貢献することを期待しています。
独創技術
中医学を基盤とした積極的老齢化ケアの新モデル
株式会社国際自然医学統合学院は、日本の医療・福祉・ケア事業のあらゆる側面を深く理解し、中医学の理論を日本のケアサービスプロセスに統合する活動に参加・指導してきました。中医学のケア理念を基盤に、中医学の特色を活かした「積極的老齢化ケアの新モデル」を開発しました。
このモデルには、高齢者対策に適した気功太極拳運動療法、和式中医薬膳と薬膳茶療法、アロマセラピーなど、多種多様な独自技術が含まれています。これらの技術は長年にわたる実践で効果が確認されています。
具体的なサービスプロセスは以下の通りです:
【一日サービス】の流れ
• 9時:高齢者の送迎(無料)
• 10時頃:バイタルサインの測定および中医健康チェック(【経絡道】などの経絡測定器を使用)
• 担当者の挨拶後、気功太極拳(創新五行気功、八段錦と六字訣功法、五式連環太極拳など)を開始
• リハビリ訓練(器械理療)を実施し、順番に入浴を待つ
• 介護員が入浴をサポート(アロマオイル入浴)
• 12時:食事(中医学薬膳の理念に基づいた料理)
• 午休および各種治療サービス(中医健康相談・診療、日本漢方顆粒剤、鍼灸、中医学マッサージ・足湯療法、アロママッサージ療法、五行音楽療法など、予約制・自費)
• 介護員の指導のもと、脳トレ学習やカラオケを楽しむ
• 15時:おやつ(薬膳茶および薬膳点心)
• 帰宅準備
• スタッフがその日の状態や活動内容を記録
• 最後に高齢者を送迎(無料)
【補足】
日本の充実したケアシステムには多様なケア形式が存在します:
• 在宅総合支援:外出できない高齢者や障害者へ定期訪問サービスを提供。
• 外来患者サービス:送迎付きで高齢者をケア施設に集め、集団的なケアを行うサービス。
• 集団活動の家:小規模施設で短期入居者や外部高齢者に対し、理学療法、看護、娯楽、入浴、食事などを提供。
• 1日サービス:介護が必要な高齢者を活動センターに送迎し、1日ケアを行う便利かつ効果的な高齢者ケアモデル。
日本における介護活動センターの運営基準
1. 介護サービスの対象者は、介護保険会社の認定(医師の診断を基に)を受けた生活支援が必要な人で、介護保険を利用可能。
2. 介護制度の規定では、1人のスタッフが担当できる高齢者は5人まで。
• 例えば、20人の高齢者をケアする施設では、4~5人のスタッフが必要で、そのうち少なくとも1人は正看護師、他は国家資格を持つ介護員が含まれる。
• 役割は責任者、事務員、調理師、看護師、介護員などに分担される。
3. 人数に応じた活動スペースの面積が規定を満たす必要がある。
今後の展望
国際交流協力プロジェクトを通じて、中国側の協力機関が有する充実した医療・ケア設備および中医学の深い理論と技術力を活用し、既存の「積極的老齢化ケアの革新モデル」をさらに研究・改良していきます。
そして、このモデルを中国および国際社会へ広く普及させ、多くの人々の福祉向上に貢献することを目指します。
ほかの会の構想
1 女性健康管理養生会(美しい健康会・美人会)
(生理不順・不妊症・更年期障害・ダイエット・など)
2 男性健康管理養生会
(前立腺の健康管理・インポテンス・男性ストレスの健康管理・など)
3 健康管理養生ダイエットプロジェクト
一昨年1年間20名以上10kg以上痩せって健康になった実績を基づき、症例検討、統計、経過、方法、分析、まとめ・・・。論文を書く;展示写真や広告宣伝資料を編集作成。
方法:食事療法(バランスパワー飲食法)+信用記録・監督(マネジメント)サポート+気功太極拳講座の運動療法(できれば参加するように)+漢方薬(弁証論治)
弁証論治によって漢方薬服用から漢方薬茶の健康食品を服用に変更処方の研究。
4 アトピー性皮膚炎プロジェクト
アトピー性皮膚炎に対する越婢加朮湯合消風散の臨床研究を基づき、症例検討、統計、経過、方法、分析、まとめ・・・。論文を書く;展示写真や広告宣伝資料を編集作成。
越婢加朮湯合消風散の理念を基づき、漢方薬茶の健康食品を開発研究。
5 アレルギー性鼻炎・結膜炎・花粉症プロジェクト